夏服を片付ける時期が近付いてきました。
皆さん、シーズンが終わるとどうやって片付けていますか?
夏服は黄ばんだりするので、収納方法も悩んでしまいますよね…
そこで今年は、夏服の仕舞い方を見直してみましょう!
衣替えの前に3つのステップをしてあげることで来年も気持ちよく着ることができます。
今回は夏服の収納をするときに役立つ方法についてまとめました。
夏服を収納するときによくある悩み
みんな夏服に関わる悩みが多い様子。
どんな悩みが多いのか、まずは調べてきました。
黄ばみ
汗をかく夏定番にして厄介な悩みです。
ひと夏活躍した服には男女関係なく、対策をしないと蓄積された汚れが原因で黄ばみができてしまいます。
黄ばみは時間が経つと濃くなってしまうものもあるそう。
キレイにしたいけど、これがなかなか落ちないんですよね。
洗濯洗剤のCMで「汗ジミ、黄ばみ、ニオイを取り除く!」なんてよく見ますが「本当に効果あるの?」と思うほど普段の洗濯じゃ落ちない…。
畳んで仕舞うとシワになる
夏服はリネンや麻など生地が薄くてシワになりやすい素材が多いですよね。
シーズン中はクローゼットにハンガーでかけておくのがベスト。
シーズンが終わったら邪魔だし、何より冬ものはコートなど、嵩張る服が多くなるので、なるべくスペースをあけておきたい。
畳んで衣装ケースに入れて来年まで片付けておく人がほとんどたお思いますが、夏物の衣替えをしたときにシワシワで出てきた経験はないでしょうか?
こうやって見直すと夏服の手入れって手間がかかるなあ、と改めて思います…。
夏服の黄ばみを予防する方法
まず、黄ばみを予防する方法をご紹介します。
黄ばみってたくさん汗をかく男性だけの悩みではないのです。
まず黄ばみの原因について理解しましょう。
黄ばみの原因
黄ばみの原因は繊維に蓄積された皮脂。
黄ばみができやすいところは襟、デコルテ、脇などなど汗が沢山でるところですよね。
普段の選択では皮脂まできれいに落とすことはほぼ無理だそう。
着る度にその皮脂が溜まってニオイや黄ばみとなって現れるのです。
黄ばみを落とす方法
何度も揉み洗いをしても、強力な洗剤を使っても落ちない厄介者。
黄ばみがすでについてしまっているものはこの3ステップをお試しを!
①お湯を用意
皮脂は40度くらいで浮きやすくなるそうです。
②黄ばんでいるところに酸素系洗剤をしみ込ませて馴染ませる
オススメはシャボン玉のこちらの商品。
環境にも肌にも優しく、洗浄能力も高いです。
③馴染ませたものを1時間ほどお湯浸けて通常通り洗濯
これで大分落ちるはずです!
黄ばみを予防する方法
予防として市販の汗地味予防のスプレーをかけておくのもオススメ。
女性は皮脂の皮脂の他に日焼け止めが付着してしまう心配もあるので気になるところにベビーパウダーをたたいておくものいいですよ。
日頃のお洗濯のひと手間、ここでも3つのステップ!
①黄ばみができやすいところを台所洗剤で揉み洗い
脂に対して洗浄力を発揮する台所洗剤は皮脂汚れを落とす強い味方です。
②40度以上のお湯で洗う
お風呂の残り湯はうってつけ。
ただ菌が衣類に移ってしまうので、一番初めの洗いだけの使用に留めて。
③洗剤はアルカリ性を使用
お気に入りの服やYシャツはオシャレ着用洗剤で洗う方も多いと思います。
しかし、オシャレ着用洗剤は皮脂汚れに強いアルカリ性が含まれていません。
黄ばみが気になる服の洗濯にはアルカリ性洗剤を選ぶようにしましょう。
夏服のきれいなたたみ方
一番シワにならない方法はハンガーにかけておくこと。
でもオフシーズンも着ない服を置いておくのは邪魔。
衣装ケースに入れて仕舞うことを前提にシワになりにくい方法をご紹介します。
たたむ前に洗濯チェック
夏服はしまったら次に出すのは来年の春頃。
衣替えの前にきちんと洗濯ができているかチェックしましょう!
型崩れしやすく、繊細な素材の服はオシャレ着用洗剤を使って洗っている人も多いのでは?
服を長持ちさせるという点では間違いではありません。
しかし、オシャレ着用洗剤では皮脂などの夏特有の汚れを根こそぎ落とすことができないのです。
定期的にお湯に浸けて酸素系洗剤で洗うようにしましょう。
シワになりにくい畳み方
この形、よく洋服屋さんで見かけますよね。
「ブティック畳み」といって省スペースで服をきれいに、美しく見せるためには効果的な畳み方。
しかしシワになり易く、家庭で収納するという点では不向き。
家庭でしまうときは四角く畳んで立てて入れることでシワができにくくなります。
畳むときの3つのポイント!
①手アイロンをしてシワを伸ばす
広げて伸ばして畳むこと、これをするとしないとでは大違い。
スタートにシワの原因を取り除いておきましょう。
カーディガンなどはボタンを留めずに畳むのがベター。
ボタンの周辺にシワが寄りやすいそうです。
②収納スペース、他の服と畳むサイズを揃える。
サイズがバラバラだと収納スペースの中で服が寄ったり、傾いたりしてしまいます。
服を入れるところにピチッと収まるように入れてあげることで服同士の重さや摩擦でのシワを防ぎます。
③立てて収納する
上に重ねてしまうと重みで徐々にペシャンコになってしまいます。
立てて収納することで重みが原因でできるシワを防げます。
このとき、詰めすぎてしまうと重ねて収納と同じことになってしまうので、傾かない程度に余裕をもたせることがポイント。
畳み方3つのステップ
①まず手アイロンでシワを伸ばす。
②左右を内側に折りたたむ。
※このときの左右が重なる幅が収納スペースの幅になるように!
③細長い長方形を半分に、さらにそれを半分に折って完成!
このYouTubeがとても参考になりました。
③の段階で裾を若干残すのがポイントだそうです。
服を自立させることで服同士がもたれかからず、シワになりにくいそう。
分かりやすいので、是非こちらも視聴してみてください。
普段の収納から使えるテクニック。
衣替えだけでなく、普段使っている衣類ケースの収納もこちらに合わせると家事時短にもつながると思います。
まとめ
一度この方法を覚えれは夏服だけじゃなく、一年中衣類収納で応用が利くと思います。
衣替えのタイミングだけでなく、日頃から家事に取り込めばそこまで面倒くさくはありません。
来年の自分のためにもちょっと手間をかけてあげましょう!
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